Project-具体的な取り組み-
包括連携協定
徳島市×駅メモ!&アワメモ!コラボデジタルスタンプラリー
  • 地域の課題 <Issues>
    商業施設の相次ぐ撤退やコロナ禍による観光客の減少などにより徳島市の中心市街地から活気が失われているため、新たな人の流れを生み出す施策が必要とされている。
  • 取組の概要 <Action>
    位置情報連動型ゲーム「駅メモ!」と連携し、徳島市内の鉄道駅および沿線の観光スポットをめぐるデジタルスタンプラリーを開催する。
  • 実現したい未来 <Vision>
    これまで徳島市を訪れる機会のなかった人たちにもゲームを通じて徳島市の魅力を伝え、交流人口や関係人口を増加させたい。
  • 連携パートナー <Partner>
    ○ 株式会社モバイルファクトリー
     
  • 関連リンク <Link>
    メッセージ <Message>
    株式会社モバイルファクトリー
    モバイルファクトリーはエンターテイメントを通じた地方創生を推進しており、徳島市との包括連携協定はその一環のお取り組みとなります。
    「駅メモ!」シリーズを活用した地域活性に繋がる人流の創出だけでなく、NFTなどブロックチェーンの技術を活用した新しい体験や、遊山箱などの伝統産業を応援する企画など、これからも相互の協力のもと長期的に協定を盛り上げて行きたいと思っております。
    プロジェクトの詳細 <Detail>

    「駅メモ!」シリーズ

     
    「駅メモ!」シリーズは、モバイルゲーム事業やブロックチェーン事業を手掛けるモバイルファクトリーが開発・運営するモバイルゲームです。
    このゲームは、スマートフォンのGPS機能を用い、全国の駅を実際に巡って集めていくことを目的とする位置ゲームです。
    旅のお供として、ゲーム内に「でんこ」と呼ばれるキャラクターが登場し、ユーザーと一緒に旅の思い出を作るお手伝いをします。
     

    位置情報ゲームで地域を活性化

     
    同社では様々な地域とのコラボイベントを企画しており、鉄道駅のみならず、その周辺エリアへの人の流れを生み出しています。
    企業にとってはゲームユーザーの拡大に、地域にとってはゲームを通じた交流人口・関係人口の拡大につながるため、これまでコラボした地域は実に30箇所以上にのぼります。
     

    人流が減少している徳島市のまちなか

     
    徳島市では、高速道路の延伸による県外への顧客流出や郊外型大規模店舗の相次ぐ立地、インターネット通販の普及などにより、中心市街地に立地していた多くの商業施設や娯楽施設が撤退を余儀なくされています。
    また、2020年から始まったコロナ禍がそれに拍車をかけ、観光客や夜の飲み屋街の人出も減少するなど、中心市街地の活性化が大きな課題となっています。
    こうした課題を解決するため、徳島市では同社と連携し、「駅メモ!」シリーズとのコラボデジタルスタンプラリーを実施することとしました。
    徳島市内の鉄道駅はもとより、徳島市の中心市街地に立地する観光施設などにもGPSスポットを設定し、「駅メモ!」シリーズのゲームユーザーに徳島市を巡り、楽しんでもらえる機会を提供しています。
     

    「徳島ると」と巡る!阿波おどり発祥の地(※終了しました)

     

    【開催期間】
    2022年8月11日(木)~2023年3月12日(日)
    【対象駅】
    吉成、佐古、蔵本、鮎喰、府中(徳島)、徳島、阿波富田、二軒屋、文化の森、地蔵橋
    【対象スポット】
    徳島市広域観光案内ステーション、徳島中央公園(保存SL車両)、ひょうたん島クルーズ新町川水際公園ボートハウス前(両国橋北詰め)、眉山ロープウェイ山麓駅(阿波おどり会館)、眉山ロープウェイ山頂駅
     

    わくわくアンバサダー「徳島ると」

     
    旅のお供として欠かすことのできない「でんこ」についても、徳島市オリジナルキャラクターが誕生しました。
    その名も「徳島ると」。お祭り大好きで元気いっぱいの「でんこ」です。
    この「徳島ると」が“徳島市わくわくアンバサダー”に就任し、ゲームの世界から徳島市を一緒に盛り上げてくれています。
     

    ゲームから広がった連携の輪

     
    さらに、この企画を通して新たな連携の輪も広がっています。
    「徳島ると」が手に持っている箱は、徳島の伝統工芸品で「遊山箱」と言います。
    春の宴に用いた木製のお弁当箱で、かつては子どもたちが、この遊山箱にご馳走を詰めて遊びに行ったそうです。
    「徳島ると」が遊山箱を持っていることに感動し、自分も協力したいと申し出をしてくれたのが、徳島市内で遊山箱を製造されている「漆器蔵 いちかわ」さんです。
    ゲームの中でデザインされた遊山箱が、この徳島の地で実物として登場しました。
    ゲームユーザーの皆さんはもとより、それ以外の方もぜひ「遊山箱」を手にしてみてください。
     

    関係人口の創出に向けて

     
    これからの地方創生は、行政が観光PRを行うのみで成し遂げられるものではありません。
    これまでとは違う切り口で全国の人たちとの関わりを広げていくことや、企画を通じて新たな連携の輪を生んでいくことが、交流人口や関係人口を増やしていくことにつながっていくと思っています。
     



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