徳島市は、SDGsの実現に積極的に取り組んでいる都市として、令和4年5月に国から「SDGs未来都市」に選定されています。
本市では、ダイバーシティとパートナーシップをSDGs推進の柱に掲げており、この度、SDGsに関する機運をさらに高めるため、徳島市SDGs未来都市フォーラムを開催します。
開催日時
令和6年11月12日(火曜日)午後1時30分から午後4時30分まで
会場
シビックセンター ギャラリー(徳島市元町1丁目24 アミコビル3階
定員
60名(先着順・事前申込制)
※参加費無料
※どなたでも参加できます
※駐車場代はご自身の負担となります
申込方法
11月5日(火曜日)までに申込フォームによりお申込みください
プログラム
1部
・CO2削減チャレンジ事業所 表彰式・認定式
・ダイバーシティ経営企業 表彰式
・阿波女あきんど大賞 表彰式
2部
ワールドカフェ形式 ワークショップ
テーマ「私が求める10年後の徳島市」
※ワールドカフェとは、カフェのようなリラックスした雰囲気の中で、
席替えをしながら多くの人と語り合うイベントのことです。
加渡 いづみ さん
徳島市SDGs未来都市実現協議会 会長
四国大学短期大学部教授
株式会社テレコメディアとの包括連携協定
徳島市と株式会社テレコメディアは、令和6年10月3日に包括連携協定を締結しました。
協定の目的
徳島市と株式会社テレコメディアが、相互の連携と双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、地域の一層の活性化及び市民サービスの向上を図ることを目的とします。
協定の項目
-
・SDGsの推進に関すること
・防災・減災に関すること
・若者活躍に関すること
・女性活躍に関すること
・市の魅力発信に関すること
・その他、地域の活性化及び市民サービスの向上に関すること
寄付基金「Policy Fund」を活用した企画募集について
徳島市は、令和6年3月28日に「株式会社Polipoli(外部サイト)(東京都千代田区)」と包括連携協定を締結し、行政と民間企業のパートナーシップによる政策共創に取り組んでいます。
この度、その一環として同社が設立した寄付基金「Policy Fund」を活用し、全国のNPO等から、徳島市の社会課題の解決に資する企画を募集することとなりました。
今後、徳島市をフィールドとした実証実験を経て、社会課題解決に向けた取組の実現を目指します。
Policy Fundとは
Policy Fundは、政策を軸にした社会課題解決を加速するための寄付基金で、起業家などの個人や国内外の財団などから「寄付」として資金を集め、社会課題の解決に取り組むNPOや企業などに寄付金を提供することにより、社会を変える政策立案や提言につなげようとする取組です。
資金はPolicy Fundから提供されるため、徳島市の財政負担はありません。
また、事業の審査・採択は寄付者の判断に委ねられます。
* 自治体には、募集テーマの提示や実証実験のフィールド提供に向けた調整などの役割が求められます。
* 千葉県四街道市、奈良県三宅町、山形県西川町においても、同様の取組が進められています。
募集ページ
募集概要
- (1)対象事業
- 1.DXによるまちの活性化
- 2.関係人口の創出・拡大
- 3.ジェンダーギャップの解消
- 4.ゼロカーボンシティの実現
- 5.子どもの声を大切にする未来志向の取組
- (2)実証事業期間
- (3)対象団体
- (4)支援額
徳島市及び日本社会全体の社会課題を解決するために、徳島市の掲げる課題の解決策について、徳島市を実証実験
のフィールドとして実証実験を行い、社会課題の解決に向けた取組の実現を目指す事業を対象とします。
なお、団体等の所在地は問いませんが、活動場所は徳島市内であることとします。
(徳島市が募集するテーマ)
採択された事業により異なるため、具体的な事業期間は、採択後に協議し、定めます。
以下の条件を満たす団体または企業
・課題領域に対する優れたアイディアや実績があり、政策共創を通して社会的インパクトの拡大が見込めること
・ルールメイキングへの意志があり、継続的に取り組めること
・応募時に、過去3年分の財務諸表を提出できること(活動実績が3年に満たない場合は、最低1年以上の財務諸
表を提出できること
採択事業により異なりますが、最大300万円/団体を想定しています。
プロジェクトに関するお問い合わせ先
本プロジェクトに関する質問は、下記宛にご連絡ください。
Policy Fund 自治体パートナー 事務局(株式会社PoliPoli内)
E-mail : policyfund@polipoli.io
第1回全国シェアリングシティ大賞優秀賞を受賞
徳島市は、民間事業者とのパートナーシップに基づく公民連携事業に取り組んでおり、その一つとして、株式会社日産サティオ徳島などと「公用車シェアリングの実証実験」を実施しています。
この取組を、シェアリングシティ推進協議会が開催する「第1回全国シェアリングシティ大賞(外部サイト)」に応募したところ、地域交通部門の「優秀賞」を受賞しました。
リンク
表彰式
会場:MIDORI.so NAGATACHO(東京都千代田区平河町2丁目5-3)
日時:令和6年5月15日(水)17時30分から20時30分まで
タイムスケジュール:
第一部 17:30-18:50 第1回全国シェアリングシティ大賞 表彰式
第二部 18:50-20:20 パネルディスカッション
第三部 20:00-20:30 ネットワーキング
*一般参加や取材の申し込みはこちら(外部サイト)から。
太陽光パネルのリユース実証実験
エネルギー自給率の低い日本
私たちの生活を維持していくためには電気やガスなどのエネルギーが欠かせませんが、日本は海外から輸入する石油・石炭・天然ガス(LNG)などの化石燃料にエネルギー源を大きく依存しており、エネルギー自給率の低さが課題となっています。
東日本大震災前の2010年度時点で日本のエネルギー自給率は20.2%でしたが、原子力発電所の停止などによって大幅に低下し、2020年度は11.3%に留まっています。
急速に広がった太陽光発電
このようなエネルギー自給率を改善するため、東日本大震災以降の日本では再生可能エネルギー(再エネ)への注目が集まりましたが、再エネ発電は、火力などほかの発電に比べて発電コストが高く、なかなか導入が進まない要因となっていました。
そこで、再エネ発電の電力を、電力会社が一定期間、固定価格で買い取るように国が定める「固定価格買取制度(FIT)」が2012年7月にスタートしました。
FITの開始によって、日本では太陽光発電の導入が急速に進み、2021年度の太陽光発電導入量は2012年度と比較して約7.5倍に達しています。
大量廃棄が危惧される太陽光パネル
太陽光発電に使用する太陽光パネルは、製品寿命が25~30年とされています。
その一方、FITによる電力の固定価格での買取期間は20年間(10kW未満は10年)とされており、FIT終了後の買取価格は大幅に下がるため、製品寿命が残っているにも関わらず、FITでの買取期間が終了したことをもって廃棄処分に回される太陽光パネルが大量に発生するのではないかと危惧されています。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の新エネルギー部が公表している「太陽光発電リサイクルに関する動向および評価手法の調査」によると、排出量のピークはFIT制度開始当初にスタートした太陽光発電事業の固定価格での買取期間が終了を迎える2034~2036年頃であると予測されています。
太陽光パネルの廃棄に関する様々な懸念
太陽光発電は、他の発電事業と異なり参入の障壁が低いため、従来の発電事業者だけでなく様々な業種の事業者が取り組みやすいことや、途中で事業主体が変更されるケースも多いこと、また、太陽光パネルの種類によって異なる有害物質が含まれていることなどの特性があり、将来の大量廃棄に関する次のような懸念が示されています。
① 太陽光パネルの放置や不法投棄
事業者の所有地で行われている事業用太陽光発電については、売電期間終了後もコスト面の課題から太陽光パネルの適切な廃棄が行われず、そのまま放置されたり、最悪の場合は不法投棄されたりする懸念があります。
② 有害物質の流出
太陽光パネルには、パネルの種類によって、鉛、セレン、カドミウムなどの有害物質が含まれており、それぞれ適正な処分方法を用いる必要があります。しかし、事業者に十分な知識がないまま埋立処分を行ってしまうと、有害物質が流出する懸念があります。
③ 最終処分場のひっ迫
ピーク時における使用済み太陽光パネルの年間排出量は、産業廃棄物の最終処分量の6%に達するという試算もあるため、一時的に最終処分場がひっ迫する懸念があります。
適切なリユースの推進
このような懸念がある中で再エネ電力の導入をさらに進めるには、太陽光パネルのリユース・リサイクル、適正処分の一体的な推進が必要不可欠です。
そのため、2021年5月には環境省が「太陽電池モジュールの適正なリユース促進ガイドライン」を発表するなど、国を挙げて太陽光パネルの適切なリユースに向けた取組が進められています。
国の取組方針を踏まえ、本市と包括連携協定を締結している喜多機械産業株式会社では、徳島市内の公共施設にリユース太陽光パネルを設置する実証実験に2024年4月から取り組むこととしました。
この実証実験を通じて、市民や事業者の皆さんにリユース太陽光パネルの可能性を広く認知していただき、新品パネル以外の選択肢を消費者に提供することができれば、持続可能なエネルギー調達方法として太陽光発電がさらに普及・拡大していくと期待されます。
また、太陽光パネルを新たに製造する際に必要なエネルギーとCO2排出量についても、リユース太陽光パネルを使用することで抑制できるメリットもあります。
■ 実証実験を行っている公共施設
ライフル射撃場
所在地:徳島市入田町内ノ御田
施設面積:11,304㎡
年間利用者数:4,686人(令和4年度)
年間電力使用量:16,591kWh(令和4年度)
実験開始年月日:2024年4月1日
ゼロカーボンシティの実現に向けて
今回の実証実験で得られたデータなどを活用してリユース太陽光パネルの活用についての可能性を探り、使用済みパネル排出量の増加が始まる2030年代前半までに、再使用が可能な太陽光パネルはリユースに、さらに役割を終えてから再資源化する流れを広く浸透させることで、持続可能な資源循環システムの構築を推進します。
また、そのことによって再エネのさらなる普及を図り、徳島市が目指す2050年ゼロカーボンシティの実現に向けて、より多くの民間事業者と連携しながら取り組んでいきます。
SDGsこども未来チャレンジを開催しました
徳島市は、SDGsの実現に積極的に取り組んでいる都市として、令和4年5月に国から「SDGs未来都市」に選定されています。
本市では、令和5年11月を「SDGs未来都市・徳島市」の強化月間とし、様々な取組みを行いました。
その中の一つとして、子どもがSDGsの理念や具体的な行動について、体験しながら楽しく学ぶイベント「SDGsこども未来チャレンジ」を開催しましたので、その模様をご覧ください。
日時
令和5年11月26日(日)9:00~14:00
場所
しんまちボードウォーク(とくしまマルシェ会場)他
対象
未就学児~小学生
◆包括連携企業によるSDGs体験型ブース
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン/ペットボトルランタン作り
地球温暖化とセブン‐イレブン・ジャパンの取組みについてお話を聞いた後、
ペットボトルランタンを製作。CO2削減やリサイクルについて考えました。
徳島トヨペット株式会社/TOYOTAクルマ教室
エコカーを通じたトヨタ自動車のSDGsや環境問題の取組みについて学びました。
生活協同組合とくしま生協/みんなでSDGsクイズ
とくしま生協のSDGsに対する取組みのお話やSDGsのクイズなどを行いました。
株式会社日産サティオ徳島/日産わくわくエコスクール
地球温暖化と電気自動車の関係や環境に配慮した未来のクルマ、日産自動車の環境への取組みなどについてのミニ授業のあと、モデルカー実験を行いました。
◆電動船HARMO艇の無料試乗体験
徳島市ではSDGsの取組として、ヤマハ発動機株式会社が開発した次世代操船システム「HARMO(ハルモ)」を搭載した電動船を活用し、ひょうたん島周遊船の電動化に向けた実証実験を行っています。
今回、たくさんの子どもたちが楽しく乗船できるよう、無料試乗体験を行いました。
HARMO艇について詳しくはコチラ(現在運航は終了しています)
◆ステージイベント
徳島市出身のピアニスト浅井久視子さんと千松小学校合唱部の皆さんがイベントを盛り上げてくださいました。
浅井久視子さんの水上ピアノLIVEコンサート
千松小学校合唱部の皆さん
◆メルカリエコボックスの配布
包括連携協定を締結している株式会社メルカリより、日本財団との協力の下、「メルカリエコボックス」を無料提供していただき、リユース文化の浸透に向けて、イベント会場で配布しました。
※令和5年11月27日からは徳島市役所で配布しております。詳しくはコチラ。(なくなり次第配布終了)
徳島市SDGs未来都市フォーラムを開催しました
徳島市は、SDGsの実現に積極的に取り組んでいる都市として、令和4年5月に国から「SDGs未来都市」に選定されています。
本市では、ダイバーシティとパートナーシップをSDGs推進の柱に掲げており、この度、SDGsに関する機運をさらに高めるため「ダイバーシティ&パートナーシップで叶えるSDGsの未来」をテーマとする徳島市SDGs未来都市フォーラムを開催しました。
フォーラムの開催風景をアーカイブ配信しますので、ぜひご覧ください。
テーマ
ダイバーシティ&パートナーシップで叶えるSDGsの未来
開催日
令和5年11月16日(木曜日)
会場
シビックセンター さくらホール
開催プログラム
CO2削減チャレンジ事業所認定式
脱炭素社会の実現につなげることを目的として、CO2をはじめとする温室効果ガスの排出削減につながる活動に積極的に取り組む事業所を「徳島市CO2削減チャレンジ事業所」として認定しています。
認定を受けた12の事業所のうち、学校を除く6事業所がフォーラムに参加し、認定証の授与を行いました。
* CO2削減チャレンジ事業所について、詳しくはこちら(徳島市公式HP)をご覧ください。
ダイバーシティ経営企業表彰式
女性、若者、障害者、高齢者等の多様な人材を活かし、その能力を最大限発揮できる機会を積極的に提供するなど、ダイバーシティ経営を行っている中小企業等を「徳島市ダイバーシティ経営企業」として認定し、その取組みを広く発信することで、多様な人材が意欲的に仕事に取り組める職場風土の醸成や、働き方の仕組みの整備向上を図る「徳島市ダイバーシティ経営企業認定制度」を設けています。
このたび認定を受けた企業のうち、合計得点数が上位となった3企業がフォーラムにて表彰されました。
* ダイバーシティ経営企業について、詳しくはこちら(徳島市公式HP)をご覧ください。
阿波女あきんど大賞表彰式
阿波女あきんど大賞とは、徳島の地域経済の活性化と女性の社会進出を支援するため、本市が各業界を代表する女性経営者とともに結成した「阿波女あきんど塾」が、阿波女の知恵と活力をいかし、徳島の経済活性化のため、活発に経済活動に取り組み、挑戦し続け、活躍している女性を応援する事業です。
女性の視点で行う経済活動や職場環境の整備に取り組む女性を対象として募集した結果、2023年はSDGsが目指す「誰一人取り残さない社会」の実現に向けて取り組む2人の女性がフォーラムにて表彰されました。
* 阿波女あきんど大賞について、詳しくはこちら(徳島市公式HP)をご覧ください。
事例発表1「福祉から町おこし」
榎本 峰子さん(一般社団法人旅の栞 代表理事)
- 福祉制度の狭間の中で、当事者も従事者も、できること、できないことを日々感じている。
- 自費で利用できるサービスを提案できれば、現行の福祉制度だけに頼らない人生を選択できるようになる。
- 福祉は他人ごとではなく、いつ、だれが、どこで、どうなるのか分からない。
- 福祉がいつでも側にあるということを発信するため、インクルーシブカフェを開設した。
- 福祉は、重いものではなく、もっとカジュアルで、生活の一部として寄り添うものでなくてはならない。
事例発表2「誰もが輝き、地域に根ざした会社を目指して」
近藤 咲子さん(株式会社日産サティオ徳島 主任)
- 会社のあるべき姿を見える化することで、社員が共通認識を持てるようになった。
- ダイバーシティ経営が浸透すると、社員一人一人が会社の将来を真剣に考えるようになる。
- 会社のミッションとビジョンを達成するには行政との連携が不可欠である。
- 地域や他企業ともつながることで、より大きなプロジェクトを実現できる。
- 社員一人一人が中心となることで、会社の目指す姿が実現していくと感じている。
パネルディスカッション
- 行政に求めるだけでは変わらないので、自分が動けば街が変わるという想いを持って活動している。
- ダイバーシティ経営とは視点を多様化することであり、形式的にメンバーを入れ替えることではない。
- 声の大きな経営者がすべてを決定するのではなく、違うことは違うと言える雰囲気が必要。
- これからの企業は経営を多角化し、企業ブランドを磨くことが長期的に見ると大切になる。
- SDGsはボランティア活動の延長と捉えられがちであるが、経済合理性の視点も一緒に考えて持続可能な経営につなげていくことが重要。
- 学生はよく見ているので、給料などの処遇だけで人材は集まらない。ダイバーシティ経営やSDGsに企業が取り組むことは、結果として優秀な人材を集めることにつながる。
- SNSが発達した現代では会社の外面だけを整えても取り繕えないので、本質的なダイバーシティ経営を真剣に目指さなければならない。
- 徳島市には優れた取組をしている個人や事業者がたくさんいるので、そういった人々の活動に光を当てることで、持続可能なまちづくりにつなげていきたい。
登壇者紹介
ファシリテーター
岸田 侑 さん 徳島市まちづくり協働プラザ マネージャー
2022年5月にアミコビルへ移転した徳島市まちづくり協働プラザのマネージャーを務める。「地域活動を通じたコミュニティづくり」を専門とし、環境活動・地域おこし活動に携わる若者の支援、行政×地域住民×外部の若者による連携事業の創発などに取り組む。
パネラー
福祉経験の中で、当事者や家族・従事者たちが沢山の諦めをしていることを知り、当事者たちの諦めを減らしたいと思い、同じ志の仲間と2018年11月一般社団法人「旅の栞」を設立。2023年8月にはインクルーシブカフェ「tabi no otomo」をオープン。
徳島県出身。四国大学短期大学部教授、消費生活アドバイザー、ファイナンシャルプランナー(専門はライフプランニング)、とくしまSDGs未来会議代表。エシカル消費やSDGsの視点から地域活性化や消費者教育の実践に取り組んでいる。
徳島県出身。2013年に株式会社日産サティオ徳島に入社し、営業担当を経て、2017年に社内では女性初の法人営業部に転属。3年前に出産し、復帰後は採用・広報などの業務を担い。1児の母として仕事と家庭を両立しながら、日々の業務に取り組んでいる。
徳島県出身。東京大学法学部政治コース在学中から地域活性化のコンテストの開催など徳島のまちづくりに取り組む。令和2年4月、徳島市長に就任し、全国で最年少の女性市長となる。
【募集終了】HARMO企画運航「船上撮影ツアー・新町川トワイライト」(10/31)
【好評につき満席となりました】
プロカメラマンが同行し、写真撮影指導を行います。
電動船HARMO艇に乗って、船上から写真撮影を行う「新町川トワイライト」(主催:(株)エアトラベル徳島)が、
10月31日(火曜)に開催されます。
プロカメラマンによる撮影指導を受けながら、夕暮れの新町川を船の上から撮影してみませんか。
【開催日時と定員、持ち物】 ※募集は終了しました
2023年10月31日(火曜) 16:30~17:30
定員6人(最少催行人数3人)
ご自身のカメラをお持ちください。スマホでもOKです。なお、三脚は使用できません。
【講師】
吉本旭
徳島新聞元写真部部長。現在も編集委員として各種連載、写真企画を担当。
日本写真家協会(JPS)正会員、日本写真協会(PSJ)正会員
【旅行代金】
1人1500円
※申込後の旅行取消は、取消時期によりキャンセル料が発生します。
詳細は主催者に確認してください。
【申込方法及びお問合せ】
10月30日(月曜日)までに、株式会社エアトラベル徳島のホームページ、またはお電話でお申し込みください。
フレンドリーツアー: TEL:088-625-0220 9:30~18:00(年末年始と日曜日休)
定員になり次第締切となります。
【注意事項】
・雨天の場合は催行中止いたします。
・同行講師が急な体調不良、その他やむを得ない理由により同行できなくなった場合、ツアーは催行中止いたします。
・ホームページに掲載している撮影対象の写真はあくまでイメージです。さまざまな条件により、同等の写真撮影ができないこともあります。
【募集終了】HARMO企画運航「デザートクルーズ」(9/23)
HARMO艇に乗って、ケーキを食べながらひょうたん島を周遊する「デザートクルーズ」(主催:(一社)ツーリズム徳島)が、9月23日(土曜)に行われます。
HARMO艇の特性である静音性とゆったりした航行速度は、水上をのんびりと散策しているような感覚が味わえます。まちあるきガイドによる周辺の風景や歴史紹介のお話に耳を傾けながら、川の上でお茶とケーキのひとときを楽しんでみませんか。
【開催日】 ※参加申込は締切りました。
2023年9月23日(土曜) 15:30~17:00(集合15:20)
【定員】
8人
【集合時間及び場所】
15:20に徳島市広域観光案内ステーション(徳島市元町1丁目24番地 アミコビル東館1階外側)へ集合
【旅行代金】
1人2100円(子ども同額・船内での飲食料及びガイド料含む)
代金は当日、集合場所でお支払いください。なお、雨天時は店舗でデザートを提供します。
※開催10日前からキャンセル料が発生します。
【申込方法及びお問合せ】
参加申込は締切りました。
☆「デザートクルーズ」の詳細は、次のリンクをご覧ください。
(一社)ツーリズム徳島 https://tokushima-tour.jp/other/1419
水平リサイクルに向けたペットボトル専用回収機の設置
増加するペットボトルの出荷量
飲料用はもとより、調味料容器など様々な製品に利用され、私たちの生活にもはや欠かすことのできない“ペットボトル”。
代表的な用途である清涼飲料用ペットボトルの出荷本数は過去20年間で1.5倍以上に増加し、2021年度における国内出荷本数は約234億本にのぼります。
リユースが難しいペットボトル
かつて飲料用の容器と言えばガラス瓶が主流でしたが、洗浄して繰り返し利用できるためリユースに適している一方、重く割れやすいため持ち運びには不便な面がありました。
その点、ペットボトルは軽量で丈夫なため、持ち運びが非常に便利だという特性があります。
しかしながら、ペットボトルは衛生面や費用面の問題から、そのままの状態でリユースをするのにはあまり適していない、といった課題もあります。
水平リサイクル「ボトルtoボトル」
リユースが難しいペットボトルですが、日本におけるペットボトルリサイクル率は88.8%(2020年度)で、米国や欧州と比較しても非常に高い水準にあります。
回収されたペットボトルはフレークやペレットなどの再生PET原料になったあと、繊維や包材などのペットボトル以外の製品にリサイクルされること(カスケードリサイクル)が一般的ですが、ペットボトル以外の製品にリサイクルされると、ペットボトルに戻ることはできなくなるため、恒久的なリサイクルを実現するには至っていません。
そうした中で注目されているのが、回収したペットボトルを高度な処理によりペットボトル用樹脂に再資源化し、再びペットボトルとして生まれ変わらせる“水平リサイクル”の取組です。
水平リサイクルであれば同じ製品の素材として再資源化され、品質を維持しながら資源を循環させていくことが可能となるため、サーキュラーエコノミー(循環経済)の実現に向けて多くの企業が新たな技術開発に取り組んでいます。
セブン‐イレブンの店頭に回収機を設置
本市と包括連携協定を締結している株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、本市との公民連携事業として、令和5年5月22日より市内23店舗にペットボトル専用の回収機を設置し、ペットボトルの水平リサイクルに取り組んでいます。
キャップやラベルを外した状態のペットボトルを投入することで、リサイクル過程を経て、新たなペットボトルへと生まれ変わります。
さらに、ペットボトル5本につき、同社が発行する「nanacoポイント」が1ポイント付与されるため、楽しみながらSDGsの実現に貢献できる取組になっています。
また、回収機の前面には「SDGs未来都市・徳島市」ロゴマークに加え、鳴門教育大学附属小学校の児童が描いたポスターが期間限定で掲示されています。
(ポスターの破損などにより既に取り外されている店舗もあります。)
ペットボトルキャップも合わせて回収
回収機が設置された店舗では、店内にペットボトルキャップの回収箱も設置されています。
徳島市では、有限会社ハイプラ(徳島市応神町)が取り組むペットボトルキャップ回収・寄附活動に協力するため市役所1階にペットボトルキャップの回収箱を設置していますが、今回、セブン‐イレブン・ジャパンがこの活動に協力するという形で実現したものです。
一人一人の協力で成り立つ水平リサイクル
ペットボトルの水平リサイクルを促進するためには、私たち一人一人の協力が欠かせません。
飲み残しやたばこの吸い殻など異物を混入させない、キャップやラベルを外して中身を洗ってから回収に出す、といった点に気を付けながら、日常生活の中でできるSDGs活動として、ペットボトル水平リサイクルの取組にご協力ください。